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ERPパッケージ 正誤問題


  1. 情報システムの運営に関して、従来は、利用部門のニーズに応えること、「ユーザ主導」が重視されたが、ERPパッケージの導入では、BPRの実現のために「経営主導」が重視されるようになった。
  2. ERPパッケージの導入の意義を誤ると、「ERPパッケージによる情報システムは稼働したが、BPRは実現されていない」状況になることがある。
  3. ERPパッケージがバージョンアップになっても、アドオン個所の動作確認はベンダが保証するので、特別な作業は発生しない。
    × この作業が大きいことが問題
  4. 自社がコア・コンピタンスとしている独自業務の情報システムこそ、ERPパッケージにより再構築すべきである。
    × 自社のほうが優れているのをアベレージなERPパッケージにすべきではない
  5. 製造業を対象としたERPパッケージには、以前から利用されていたMRPから発展したものが多い。このMRPとは、Management Rerort Package、すなわち経営者に適切な情報提供を行うためのソフトウェア群のことである。
    × 前半は正しい。MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)
  6. ERPパッケージは、情報システムの「MakeからBuyへ」の変化であり、SaaSは「所有から利用へ」の変化だといえる。