「一般論として、大企業の経営者はITによる効果に満足しているか」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、満足度とは相対的なものであり、事務効率的利用とは「情報の共有化」「会計処理など事務処理の迅速化・正確化」など、戦略的利用とは「顧客満足度の向上」「売上の増大」などへのIT利用のこととする。
ア 事務効率的利用、戦略的利用の双方とも満足度は高い。
イ 事務効率的利用への満足度は高いが、戦略的利用への満足度は低い。
ウ 事務効率的利用への満足度は低いが、戦略的利用への満足度は高い。
エ 事務効率的利用、戦略的利用の双方とも満足度は低い。
大企業においても、「顧客満足度の向上」「売上の増大」などへのIT活用およびその効果が不十分だと指摘されている。その原因として、最も不適切なものはどれか。
ア 経営者やIT部門が、そのような活用の重要性への認識が低いからである。
イ 課題が複雑であり、適切なシステム要件を決定するのが難しいからである。
ウ 利害関係者との折衝など、IT以外の取り組みが複雑に関係するからである。
エ 環境変化が激しく、効果を維持するには、常に見直しや改訂が必要だからである。