情報システムの成果をあげるためには、業務改革や社外折衝などシステム開発以外の活動がある。それを適切に行うのは利用部門の任務である。
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エンドユーザコンピューティングの分野では、利用部門がそれを円滑に行うための知識が求められるが、基幹業務系システムは、ＩＴ部門やベンダが開発するのだから、利用部門が担当する任務はほとんどないといえる。
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× 要件定義、テストなど利用部門が主体になる局面は多い。
要件定義の段階では、利用部門からの参加者は、自部門の都合を最優先に、思いつくニーズをできるだけ列挙して、その実現を主張するのがよい。
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× 部分最適化、過大要求になる
情報システムの品質はＩＴ部門やベンダの責任であるから、引き渡される情報システムを即座に実施することが利用部門の任務である。
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× テストが必要
情報検索系システムの利用に当たって、利用者のリテラシーが低いとか、出力画面・帳票の体裁に過度に凝ると、自分の生産性が向上しないだけでなく、ＩＴ部門の負荷を増大させることにもなりかねない。
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