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アンゾフの意思決定論 正誤問題


  1. 経営者とは、社長以下専務や常務など社務全般を担当する役員を含むが、執行役員は含めないのが通常である。
  2. ロアーマネジメントとは、係長,職長などのことであるが、現在、特にオフィス業務ではそのような職制がないのが通常であり、一般社員自身がロアーマネジメントとして行動する傾向が多くなっている。
  3. サイモンは,意思決定を戦略的意思決定,管理的意思決定,業務的意思決定の3つの階層に区分した。
    × サイモン→アンゾフ
  4. アンゾフの戦略的意思決定とは、前例が少なく創造的な意思決定をするのが特徴であり、一般にハイリスク・ハイリターンな問題が対象になる。
  5. 企業に与える影響はある程度大きいが、日常的に発生する事象であり、手順書などに定められた方法で判断すればよいものは、アンゾフの業務的意思決定であるといえる。
  6. ITの普及により、従来はアンゾフの管理的意思決定に属していた問題が、業務的意思決定の問題に移行する傾向がある。
    ○ 業務の仕方がシステム化される。参照:「BPR」
  7. ITの普及により、経営者の意思決定に必要な情報が得やすくなったので、アンゾフの戦略的意思決定の重要性は低くなる傾向がある。
    × 意思決定の参考にはなるが、創造性、不規則性が高い戦略的意思決定の重要性は変わらない。
      むしろ、企業間連携の必要性、競争の激化により重要性は高まる。