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IT技術者の給与と労働時間 選択問題


  1. IT技術者の労働時間について、最も適切なものはどれか。
     ア 全産業を通して、日本の労働時間は、米英よりも短いが、独仏よりも長い。
     イ 情報サービス業全体の総労働時間は、全産業よりも10時間/月以上長い。
     ウ 男性、大学・大学院卒、企業規模10人以上の場合、プログラマは全産業と比較して、総労働時間は短い傾向がある。
     エ 労働時間が長いのはプロフェッショナル職種に共通で、IT技術者だけが特に長いとはいえない。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。米とはほぼ同じだが英よりも長い。
    イは×。ほぼ同じである。
    ウは×。逆。厚生労働省調査
    エは○。Tech総研の調査
    参照:「IT技術者の労働時間と給与」

  2. 同一性・年齢・学歴でも企業特性により給与が異なるのが通常である。JISA調査と異なるものはどれか。ただし、A>Bとは、Aのほうが高いことを示す。
     ア 企業規模:大規模企業>小規模企業
     イ 業種:システムインテグレータ>情報処理サービス業
     ウ 事業地域:首都圏>地方
     エ 資本系列:独立系>ユーザ系

    【解答】

    正解:エ

    ア~ウは○。情報サービス業に限らず一般的傾向
    エは×。独立系は小規模企業が多い
    参照:「IT技術者の労働時間と給与」

  3. IT技術者(情報サービス業が主)の給与に格差を与える要因として,一般的の観点から,最も不適切なものはどれか。
    ア 職種による格差では,一般に上流工程の職種で高く,下流工程で低い傾向がある。
    イ 大企業も中小企業も仕事の内容が同じなので、企業規模による格差はほとんどない。
    ウ 地方を主な商圏とする情報サービス業の給与は低い傾向がある。
    エ 学歴や年齢による格差は,他産業と比較して小さい傾向がある。

    【解答】

    正解:イ

    アは○。コンサルタントは高くプログラマやオペレータは低い
    イは×。企業間格差が存在する
    ウは○。中小企業が多い
    エは○。中途入社が多い
    参照:「IT技術者の労働時間と給与」

  4. 一般に、IT技術者の給与は、職種により違いがある。次の職種のうち、給与の高い職種を2つ選ぶとき、適切な組合せはどれか。
      A:ITアーキテクト  B:アプリケーションスペシャリスト
      C:コンサルタント   D:ソフトウェアデベロップメント
     ア AとB  イ AとC  ウ BとC  エ BとD

    【解答】

    正解:イ

    上流工程、経営との関係が密接な職種が高いといえる。 参照:「IT技術者の労働時間と給与」