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IT技術者の過不足状況 選択問題


  1. IT企業におけるIT技術者の過不足状態に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
     ア 量的(人数)にも質的(知識・スキルのレベル)にも満足する状態である。
     イ 量的には過剰気味であるが、質的には不足している。
     ウ 量的には深刻な不足であるが、質的不足はそれほどではない。
     エ 量的には不足気味であるが、質的にはかなり不足している。

    【解答】

    正解:エ

    近年は不況により量的不足は緩和傾向にあるが、慢性的な人手不足な状況である。
    質的不足感はかなり高い。「大幅不足」と「やや不足」で8割を超える。
    参照:「IT技術者の過不足状況」

  2. IT技術者の過不足に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

    • ア 近年は就職難の環境なので、IT技術者の人手不足はほぼ解消された状況である。
    • イ IT技術者の知識・スキル不足は全職種共通であり、職種による差はほとんどないといってよい。
    • ウ プロジェクトマネジメントは人気職種なので応募者が多く不足していないが、ソフトウェアデベロップメント(プログラマ)は希望者が少なく、かなり不足している。
    • エ プロジェクトマネジメントは、その能力がプロジェクトの成否に大きく影響するので、知識・スキルの不足感が高い。それに対して、ソフトウェアデベロップメントやカスタマサービスなどでは、質的不足感は比較的低い。

    【解答】

    正解:エ

    アは×。現在でも量的不足の状況
    イは×。高い能力を求められている職種での質的不足が深刻である。
    ウは×。人気ではなく、能力をもつ技術者が少ないので、高い能力を求められるプロジェクトマネジメントは特に不足しており、職種による差が大きい。
    エは○。上流工程職種の質的不足が深刻
    参照:「IT技術者の過不足状況」