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グローバル化とIT技術者 正誤問題


  1. オフショア開発では、国内開発に比べて、コミュニケーション能力が重要になるが、それは語学力だと置き換えてよい。英語が日本語同様に使える人にとっては、国内開発とたいした差異はないといえる。
    ×。オフショア側の文化や慣習の違いの理解が重要
  2. システムの仕様書などは、国内取引とくらべて、徹底した厳密な文書化をして、曖昧さを残さないことが求められる。
  3. 国内発注者と海外受注者の仲立ちをするIT技術者をオフショアSEという。
    ×。ブリッジSE
  4. ユーザ企業が海外拠点システムを日系ベンダに発注する場合は、通常の国内発注と同じで、特に海外拠点システムだからといってIT部員に特別な知識・スキルを求める必要はない。
    ×。要件のとりまとめなどで現地関係者との折衝や協同作業が必要
  5. IT技術者は、語学の習得が必要だと認識している割合にくらべて、実際に習得努力している割合は小さいのが現状である。
  6. オフショア開発では、世界に広く使われている標準的な用語や図的表現を正しく適切に使う能力が求められる。
  7. これまでの国内企業(特にユーザ企業)では、国際標準となっている用語や図的表現が普及していなかった。
  8. 企業規模に関係なく、ほとんどのIT技術者は、グローバル化が自分にとって不利(脅威)だと感じている。
    ×。中小規模の企業では大半がそう感じているが、5000人を超す大企業では有利・不利が拮抗している。
  9. ブリッジSEを利用する場合、ブリッジSEの大半はオフショア側の人材である。
  10. ITベンダ企業では、大規模企業でも外国人IT技術者採用をしているのは半数にもならない。
    ×。300人以上のベンダ企業では半数以上、1000人以上では9割近くが採用