部品: 大学でのIT教育の目的、 高度IT技術者育成への国の政策、 大学IT教育の課題、 IT教育の標準カリキュラムと第三者認定
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本章では、企業等でのIT推進を担当するベンダ技術者、ユーザ企業でのIT部門の技術者育成を主な対象にして、大学におけるIT教育について、次の事項を理解することを目的にします。
大学でのIT教育の目的、高度IT技術者、ソフトウェアの輸出入、e-Japan戦略、IT新改革戦略、産業界ニーズとのミスマッチ、産学官連携、標準カリキュラム、J07、JABEE
ここでの高度IT技術者とは、共通キャリア・スキルフレームワークのレベル4以上の技術者を指すと思われます。また、高等教育とは、主に情報学部・学科の大学・大学院を対象としているようです。
なお、全般的な国のIT技術者育成政策に関しては、「日本の将来とIT人材育成の重要性」
(jinzai-kuni-seisaku)を参照してください。
ここからは、主に類型Cを対象にします。類型Bも含まれますが、比較的少数なため、統計的には反映しにくくなっています。また、産業界といっても、IT関連産業、特に情報サービス業が主な対象ですので、類型Dのニーズとは若干の相違があります。
ミスマッチを減少するためには、大学生が何をどのレベルまで修得するべきかを設定する必要があります。また、実際に大学の教育が内容およびレベルを満足していることを保証することも大切です。