スタートページ>
Javascript
Google Map
Google Static Maps
Static Mapsは、自分のWebページにGoogleの地図上に独自のマーカーを表示するツールです。Javascriptなどは不要で、HTMLだけで作成できます。
参照:「Maps Static API - Developer Guide」(https://developers.google.com/maps/documentation/maps-static/dev-guide?hl=ja)
地図の表示
地図表示の例を示します。Static Mapsは、静的な地図を表示するだけで、拡大・縮小や移動などの操作はできません。
HTMLでの記述
上図は、次のHTMLだけで作成しました。以下の各行(パラメタ)はすべて「必須」です。
<img src="https://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?key=xxxxx A
&size=400x300 B
&center=35.95055,139.7109 C
&zoom=12 D
&markers=color:red|label:A|35.95055,139.7109 E
&markers=color:yellow|label:B|35.944516,139.722584
&markers=color:blue|label:C|35.949492,139.69305
">
記述上の注意
- 一般形式:<img src="https://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?「名前付パラメタ]">
- HTMLでの「名前付パラメタ」によるリンクの文法に従います。「?」はパラメタの開始、「&」はパラメタ間の区切記号です。
- 「|」(パイプ文字)は、区切記号です。このままでもよい場合がありますが、URLエンコード(URLで使用できない文字を置き換える)である「%7C」に置換するほうが確実です。しかし、ここでは読みやすくするために「|」を用います。
- 各行は半角空白をおかずに詰めること。
各行の説明
上のコードを一般形式で記述します。
- A:https://maps.googleapis.com/maps/api/staticmap?key=xxxxx
-
- 一般に画像を指定するには、<img src="img/image.jpeg"のように記述しますが、それに相当するものです。
Googleのhttps://maps.googleapis.com/maps/api/staticmapに、以下のパラメタを渡し、そこで画像になったもを送り返しています。
key=xxxxxのxxxxxは、事前に取得したGoogle APIキーです。これがアクセス認証になります。
- B:size=横幅x高さ
- 表示画像のサイズ。px単位で与えます。*ではなくxであることに注意。最大600x600までです。
- C:center=緯度,経度
- 地図の中心位置。省略したときは、全マーカー座標の平均値がとられます
- D:size=整数
- 地図の精度:10=市や県、15=町のレベル
- E:markers=マーカー色|ラベル|座標
- 原則として、マーカーの個数だけ記述します。
マーカー色 color:yellow (通常の色名は使える)
ラベル label:a (半角英数字1文字)
座標 緯度,経度
座標は必須。マーカー色とラベルは省略可能です。省略したときは「arkers=35.95154,139.71167」のように記述します。省略したとき、マーカーは赤色、ラベルは●になります。
centerやmarkersでの座標は、「center=岩槻城址公園」のように地名や住所で与えることもできますが、Google Mapsがもっている地名と一致させる必要があり、座標のほうが確実です。